ペチュニアの恋文
前日に伝えたばかりだというのに、朋ちゃんはプレゼントを用意してきてくれて朝イチでお祝いをしてくれた。
それ以外にも朋ちゃんを含む仲の良いクラスメイト達数人に、昼休みにジュースで乾杯して貰ったりと、今日はとても賑やかな、遥にとって嬉しい誕生日となった。
でも、そんな中でも気が付けば頭の中はユウくんとの約束のことで一杯で。
放課後まで、どこか落ち着かない気持ちで一日を過ごしていた。
「もしかして、遥…。緊張してたりする?」
隣を歩く朋ちゃんが横から覗き込んでくる。
それに目を丸くして足を止めると。
「もちろんだよっ。朝からずっと…ううん、昨日から既に緊張しっぱなしだもんっ」
力説するように力を込めて言うと。その様子に朋ちゃんは声を上げて笑った。
「まっ、仕方ないかっ。七年越しだもん。普通に緊張しちゃうよねっ」
「うん…」
「でも、楽しみにもしてた大イベントでもあるんでしょ?頑張れっ遥!」
その檄[げき]に大きく頷くと、遥も笑みを浮かべた。
「久しぶりに会えるっていうワクワクした気持ちと、凄く変わってたらどうしようっていう不安と…。でも、もしも来なかった場合でも気落ちしないようにしようって言い聞かせてる自分がいてね。何だか、色々な感情が混ぜこぜなの」
「遥…」
そう。いくら約束したとはいえ、あれは七年も前のこと。
たとえ忘れずにいたとしても、近くに住んでいる訳ではない以上、都合が合わない時だってきっとある筈だと思うのだ。
それ以外にも朋ちゃんを含む仲の良いクラスメイト達数人に、昼休みにジュースで乾杯して貰ったりと、今日はとても賑やかな、遥にとって嬉しい誕生日となった。
でも、そんな中でも気が付けば頭の中はユウくんとの約束のことで一杯で。
放課後まで、どこか落ち着かない気持ちで一日を過ごしていた。
「もしかして、遥…。緊張してたりする?」
隣を歩く朋ちゃんが横から覗き込んでくる。
それに目を丸くして足を止めると。
「もちろんだよっ。朝からずっと…ううん、昨日から既に緊張しっぱなしだもんっ」
力説するように力を込めて言うと。その様子に朋ちゃんは声を上げて笑った。
「まっ、仕方ないかっ。七年越しだもん。普通に緊張しちゃうよねっ」
「うん…」
「でも、楽しみにもしてた大イベントでもあるんでしょ?頑張れっ遥!」
その檄[げき]に大きく頷くと、遥も笑みを浮かべた。
「久しぶりに会えるっていうワクワクした気持ちと、凄く変わってたらどうしようっていう不安と…。でも、もしも来なかった場合でも気落ちしないようにしようって言い聞かせてる自分がいてね。何だか、色々な感情が混ぜこぜなの」
「遥…」
そう。いくら約束したとはいえ、あれは七年も前のこと。
たとえ忘れずにいたとしても、近くに住んでいる訳ではない以上、都合が合わない時だってきっとある筈だと思うのだ。