【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー






急に学校に来なくなった圭。


最近姿を見せないと思って先生に聞いたら
『自宅謹慎』って、あの男なにやらかしたんだろう。


圭の普段の素行の悪さから、ビックリする事も出来なかった。




「そうだ紬!
今日合コン行こうよ!!
ちょっど女の子1人来れなくなっちゃってさ〜」



「えっ合コン!!??
いかないよ!だって私別に流と別れたわけじゃ...」



「大丈夫大丈夫!彼氏彼女いるのに遊びに来る人だってたまに居るよ?
気晴らしにでも...ていうか私が紬に来てほしいんだけど」


「うーん...」


「だめ...?」



うるうると。
可愛い涙目で上目遣いしてくる梓ってば、あざといっ...!!




「最近放課後全然遊びに行ってないし...
まあいっか!
たまには梓に付き合わなきゃね」



「そうそう!紬ってば最近全然遊んでくれないんだから...梓ちゃん寂しかったんだぞ!
じゃあ今日の放課後ね」


「うん」





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