ぽっちゃり幼なじみはオオカミくんでした。


逃げたわたしはそのまま部屋に引きこもって過ごした。


翌日、1階からは響くんの誕生日をお祝いする声が聞こえる。


2階でこんな引き込んで…わたし空気読めないやつじゃん。

でも、どうしても響くんの目が見れない。

会いたくない。

会ったら泣いちゃうよ。


部屋にこもってるのは泣かないための自己防衛。

きっと響くんとの間に大きな溝ができた。

もう仲良くなんてしてくれないよね。


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