ぽっちゃり幼なじみはオオカミくんでした。
次の日、昼休み屋上で果歩ちゃんと話している。
「亜実?どうしたその目。」
「え、話すと長いんだけど…
昨日帰って散々泣いた私の目を見て果歩ちゃんが心配そうに見つめる。
そんな果歩ちゃんにあった事全て話した。
「だから言ったでしょ?榊原さんはそうゆう性格なの、その性格も作ってるよ。
本当はもっとつんつんしてて偉そうな感じでそのせいで友達もひとりもいないって中学一緒だったって子が言ってた。
危ないからさなれなよ、」
「果歩ちゃん…私を心配してくれるのはありがとう。
でも、絵里をそんなに悪く言わないで、噂だって本当かどうかわかんないじゃん。」
「私より榊原さんを信じるの?」
「そうゆう事じゃないけど、なんてゆうか、今まで絵里と遊んだりはなしたりしてて、楽しそうに笑った顔とか
全部嘘じゃなくて心の底から笑ってるって私は思うの。
だから、果歩ちゃんを信じないんじゃなくて絵里の事も信じてみようって思うの」
「わかった…亜実がそうゆうなら私も信じるよ。た だ し!何かあったら1人で泣く前にちゃんと私を頼ること!わかった?」
「果歩ちゃ〜〜〜ん」
「ちょ、泣かないでよ!」
果歩ちゃんは泣きながら飛び込んだ私を優しく包み込んで頭を撫でてくれた。
本当に最高の親友を持ったよ私。