ぽっちゃり幼なじみはオオカミくんでした。


「絵里〜今日放課後今から遊ぼうよ!」


次の日朝から散々絵里無視され続けた私は諦めずに放課後遊びに誘った。


「何!?朝からちょこちょこ着いてこないでよね」


「えーだって友達でしょいいじゃん。」


「私の友達になりたいんだったらもっと今より可愛くなりなよ、私可愛い子しか周りにおきたくないの」


フンっとそっぽ向く絵里。

まぁ私はリップ以外ほとんどノーメイクだしそんな私と違って果歩ちゃんも絵里も髪型もいつも可愛くてメイクも上手。

そう言われてもおかしくはないけど、
私特別可愛いわけでもないしね


「じゃー今からメイク教えてよ!髪型とかさ
!」


「はぁ!?なんで私が教えなきゃダメなの?そんなの自分で調べて頑張ればいいじゃん」


「いいからいいから!教えて?おねがい」


両手を顔の前で合わせておねがいすると。


「んー仕方ないなーじゃあそこ座んなよ」


と少しめんどくさそうな表情しながらもカバンからメイクポーチとコテを取り出してくれた。


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