ぽっちゃり幼なじみはオオカミくんでした。
『ごめん、もう私に近ずかないで。』
中学の時の記憶が脳裏に浮かぶ。
「んなわけねぇだろ!?」
「ほら、またまた図星。そんな昔の過去ばっかに囚われて可愛そうな弟君。」
翔真は俺の事もてあそぶかのように片方だけ口角を上げて俺のでこにデコピンする。
「っふざけんな!お前には関係ねぇだろ。
昔のことなんか思い出させんな。気分悪ぃ。」
「はいはーい。」
俺が怒ってるのなんて気にもとめない様子でスキップしながら再びソファに戻っていく。
「あ、そうだ1つ忠告しとくわ。」
ソファに座りテレビに目を向けたまま翔真かわ話し始める。
「なんだよ忠告って。」