わたあめ色の恋

自分の部屋へいき、熱を測る。

ピピッ

「…平熱。」

兄ちゃんの部屋にこっそりいって、医学書で病気を探す。


「未来、何してんの?」

兄ちゃんに見つかった。

「いやっその…」
「体調わるいのか?」
「なんだかすごいドキドキするし、熱いんだ。だけど、熱はない。」

「フハハッ」

兄ちゃん、なんで笑うの?

「未来それは、恋だよ。そのドキドキなる人、いるだろう?」

確かに、奏ちゃんの笑顔を見た時、すごくドキドキした。

「兄ちゃん、ありがとう!」

スッキリした。
俺は奏ちゃんのことが好きなんだ…!
< 32 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop