わたあめ色の恋
自分の部屋へいき、熱を測る。
ピピッ
「…平熱。」
兄ちゃんの部屋にこっそりいって、医学書で病気を探す。
「未来、何してんの?」
兄ちゃんに見つかった。
「いやっその…」
「体調わるいのか?」
「なんだかすごいドキドキするし、熱いんだ。だけど、熱はない。」
「フハハッ」
兄ちゃん、なんで笑うの?
「未来それは、恋だよ。そのドキドキなる人、いるだろう?」
確かに、奏ちゃんの笑顔を見た時、すごくドキドキした。
「兄ちゃん、ありがとう!」
スッキリした。
俺は奏ちゃんのことが好きなんだ…!