わたあめ色の恋
今日は私、燈、翔、そして未来くんと帰ることになった。
まさか、こんなに早く未来くんと翔が仲良くなるなんて。
「翔さぁ、めっちゃ野球上手いんだよ!バッテリー組みたいくらい!」
「それは俺のセリフ!未来めっちゃうまいんだよ!バッテリーいいな!組もうぜ!」
「ねぇねぇ未来くん!好きな人とかいるの?未来くんモテそうだし!」
「ん?好きな人、できたよ。初めて。平田さんは?」
「あっえっと…」
燈はすごく戸惑ってる。
「おい、翔」
「あっえっと…」
翔も同様戸惑ってる。
「燈」
翔が声にだした。
「え?」
「俺、燈のことずっと好きだった。俺で良ければ!付き合って欲しい。」
今、翔が告白した。
「私でいいの?」
燈がたずねた。
「俺は燈がいいの!」
「嘘…翔、大好き」
やっぱり、燈と翔は両思いだったんだ!
「おめでとう、燈、翔」
「おめでとう、翔、平田さん」
今日も私は笑顔がこぼれた。