精霊の誓い
「はぁ、いやだなぁ、あの子いるじゃん」

私は人に聞こえないように呟いた。

あの子は私の妹。
正直、顔も見たくない。

「大丈夫のリズことは僕が守るよ」


クウトには私の呟きが聞こえていたのか
そう言ってくれた。

クウトの言葉で自分の中のモヤモヤが
消えたような気がした。
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