chocolate



なんだか恥ずかしくて、サッとタオルを隠してから、もう一回席に戻ろうとした。



「まってよ、時雨。」


「...。」



聞こえないふりして、その場を去った。家に、帰ったの。



悔しかった。私、彼女なのに。人の事…彼の事も、考えられなくて。



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