【完】強引御曹司に気に入られた件


「いっけなーい。

準備しないと!」

と思い急いで夕食の準備を始めた。


おいしいって言ってもらいたいなぁ…

そう思って作ったんだ。

色々考えていると、完全にオフモードの涼介さんが部屋に入ってきた。

上半身裸でだぼっとしたスエットのズボンをはいていて、メガネをかけている。

「りょ、涼介さん、服着てくださいよ!」

「なんでだよ、風呂上りだから熱いんだよ。

結菜、もしかして照れてる?」

可愛いっと、意地悪スイッチが入った涼介さんは私には止められない。

でも、程よく筋肉質で男らしい涼介さんの体を見ることはほんと慣れないな…



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