【完】強引御曹司に気に入られた件


夕ご飯を完食して、私が食器洗いをしていると

涼介さんが後ろから抱きついてきて


「ねえ、結菜明日休みとれたんだ。

明後日には関西いくから、どこかへ行かない?」

行きたいところを考えといて。


と耳で呟く涼介さんの息がものすごくくすぐったい。

「あっ、はい。」


そういうと、私の耳をペロっと舐めた。


「んっ。りょ、涼介さん!

なにしてるんですか!」

「だって、感じてる結菜が可愛いから思わず」

と言って悪戯っ子の少年のような涼介さん。

「もうすぐ食器洗いが終わるので、リビングで待っててください」

「しかたないな。

今夜は覚悟しとけよ」

と爆弾を落としてリビングへ行ってしまった。

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