【完】強引御曹司に気に入られた件
「きゃあ!!
こっち見ないで。」
と私は急いで布団をかぶりなおす。
「昨日、あんなに愛し合ったのに、今更恥ずかしがるなよ。」
くくくっと口に手をあてて笑うのを我慢している涼介さんに
「そんなの無理です。」
「わかったよ。
俺も着替えてくるから結菜も着替えてデートしよう。」
といって私の頭をポンポンと撫でて寝室を出ていった。
私は着替えながらも火照る顔を落ち着かせた。