【完】強引御曹司に気に入られた件
切り替えて会社に着くと、
愛音さんが心配そうに駆け寄ってきて
「結菜大丈夫?
無理しないでね。」
なんかあったら私はいつだって結菜の味方だよ、と頭を撫でてくれた。
この人は、見た目によらず本当に優しい人。
「ありがとうございます。」
といって私は打ち合わせの書類を準備して、来ていただいた航平さんと彩音さんを、玄関まで迎えにいった。
「結菜ちゃーん、こっちこっち」
と手招きをしてくれた航平さんで
その横には彩音さんも来てくれていた。
「おまたせしました。
さ、こちらへどうぞ」
と私は二人を来客の名札を受付の方にいただきエレベーターにのって会議室に案内をし、打ち合わせをはじめた。