【完】強引御曹司に気に入られた件
そんな様子をみて私は「わかりました」といい彼の横に座った。
「ありがとう。
部屋にいた女のことだけどあいつは、弟の悠介の友人なんだよ。
悠介が泊まっていたホテルに俺がそのままいることになったら昨日酔ったあいつが突然訪ねてきて、悠介よりいい男じゃない?
っていいよって来たんだよ。
目を覚まして来いって押し込んだシャワールームから出てきたところを結菜たちに見られたってわけ」
信じてくれる?
と不安で体を震わせている。
いつもは、強引なライオンみたいな感じなのに
今はびくびくしっぱなしの子犬みたい…
「あの時は私もショックがでかくて…
逃げてしまってすいません。
本当のこと話してくれてありがとうございます。」
といって私は笑顔を見せると彼は安心していた。