【完】強引御曹司に気に入られた件
「じゃあ行こう。
ちょっと遠出するから。」
と言って俺は彼女を連れ出した。
彼女を助手席に乗せて、車を走らせる。
車内では俺の大阪での話と結菜の企画の話で持ちきり。
「涼介さん、ありがとうございます。
彩音さんと、航平さんを紹介していただけてすごく嬉しかった。
二人はすごい人だし、涼介さんの紹介がなかったら出会えてなかったと思います。」
と運転中だから彼女の顔をじっと見れないが、嬉しそうなのは声からわかる。
「それはよかった。
俺はなにもしてないよ?
結菜が頑張ったからね」
「あ、ありがとうございます。」
とそんな会話をしていると目的地に到着した。