【完】強引御曹司に気に入られた件
そこは、個室になっていて、周りを気にせず食事を楽しむことができる。
ある程度お腹いっぱいになったので、俺は、アルコールを注文することにした。
「結菜の企画成功と、俺が関西から戻ってきた記念に乾杯。」
と俺は、結菜のカクテルが入ったグラスに自分のグラスを当てた。
「涼介さん、関西での仕事はどうだったんですか?
無事に代役みつかったんですか?」
「ああ、関西支社にいる悠介の親友でな。
俺も弟みたいに可愛がってた奴が引き受けてくれることになった。
この1ヶ月はしごきにしごいてやったよ。」
「ふふふ。
涼介さんはその彼のこと信頼してるんですね。」
今日は結菜よく笑うな…
と彼女の顔をみると、頬が赤くなっていた。