【完】強引御曹司に気に入られた件
そして俺は、結菜にはっきりすべてを説明することにした。
結菜は、落ち着いてちゃんと耳を傾けてくれた。
俺は安心したのか、どっと睡魔が襲ってきて結菜に抱き付いて眠ってしまったみたい。
起きたら結菜がソファーに肘をついて寝ていた。
結菜がブランケットをかけてくれたんだなぁ
そのブランケットを彼女にかけようとすると
「あ、涼介さんおはようございます。」
といってふにゃーと笑う彼女をみて、ここにいたいという気持ちを鬼にして
「じゃ、俺仕事戻るから。
必ず今月末には帰るよ。」
と彼女のおでこにチュっと自分の唇を付け、頭を撫でてその場を後にした。