【完】強引御曹司に気に入られた件
「愛梨、結菜は関係ない。
こいつを傷つけるな。
俺が一方的に未練がましくつきまとっていただけだから…。」
「で、でも、至は、彼女と浮気してたんでしょ?
現に子供まで…。」
と旦那である至に突っかかって行く愛梨さんに至は冷静に諭していく。
「俺は、あれから結菜と一度も会っててないよ?
俺も、結菜が幸せってことがわかったからもう諦めついた。
愛梨、悪かったな。」
といって愛梨さんは涙をぬぐいながら
「至は最低だよ…
でも、私も間違っていた。
至の気持ちが私に向いていないからって、あなたのことを恨むのは間違ってるね。
ごめんなさい、結菜さん。」