【完】強引御曹司に気に入られた件
そう、私の家族がいた。
お母さん、お父さん、弟…
そして、成瀬ホールディングスの方々…
一ノ瀬君や愛音さん、結城さん。
私たちのことを応援してくれた方々が来てくれた
「結菜、きれいだよ」
「涼介さんこれ‥」
私は口に手をあて歓喜あまってしまう。
「うん。結菜式上げたいと思ってるかなって?
だから、みんなに来てもらった。
突然だから指輪交換ぐらいしかできないけど…」
涼介さんは少し恥ずかしそうに頭を掻く。
そして、かれは私の手をとり、バージンロードを歩く。
そして、おもむろに指輪を出す涼介さん。
「結菜、手出して。
これからもずっと一緒に生きてください。」
といって私の左手の薬指に指輪をはめた。