【完】強引御曹司に気に入られた件
そして、涼介さんは
「これからはこれがあるから男から狙われることは減るかな?」
と言って私の薬指についている光るものを見た。
「あ、でも、私指輪用意してない…」
「いいよ、結菜がいれば俺はいいから。
それに、ペアリングだし」
と涼介さんは自分の手を私に見せてきた。
「ほんとうですね。
この指輪本当に綺麗だなぁ」
「喜んでもらえてよかった。」
「はい、涼介さん。」
と呼ぶと彼は
「んー?」
と答え私が話すまでじっと待ってくれている。