【完】強引御曹司に気に入られた件
そして、私がドレスに着替え終わり、アクセサリーもつけてもらい靴を履くと
成瀬部長は私の手をとり
「次行くぞ」
と引っ張って行った。
後ろでショップの定員さんが「ありがとうございました」という声だけが聞こえていた。
そのまま、近くのサロンに連れていかれ
「涼介さん、いらっしゃい
この子がもしかしての?」
「ああ、このドレスに似合う髪型にしてくれ」
成瀬部長のことを下の名前で呼ぶくらいだから仲がいいんだ…
サロンの定員さんが私のことを見て
「可愛くしてあげるからね」
といって私の髪をアレンジし始めた。