恋という名の青春を。
決して私たちはホモではないんです!
怜衣サイド
高橋君と初めて会ったあの日から、三ヶ月経った。
私たちには別になんの関係もないし、学校で会うだけ。クラスも違うし、たまーに廊下ですれ違うだけ。
あの日以来、高橋君のことばかり考えてる気がする…。
なんでだろう…?
なんか高橋君と一緒にいると胸が、…ドキドキ?するな。←Ms.鈍感。
まあ、今日は休日だから、気晴らしに散歩でも行こっ。
私は軽く身支度をして出かけようとした。
「あっ怜衣?出かけんの〜?」
靴を履いてる途中にお母さんが話しかけてきた。
「うん。散歩ー!」
「じゃあ、マスクと帽子、出来ればサングラス持っていってー!」
… どうしたお母さん。
「?…なんで〜?おもいっきり不審者じゃん」
すると、お母さんは呆れたようにはぁーーっと溜息をついた。
「あなたは自分に無自覚すぎるのよ!」
へ…?
無自覚…?何が?
「全くあなたは自分の魅力に無自覚すぎるわ。もっと周りに注意して。どうせ学校とかでも告白されてるのに、あなたは無邪気に「ありがとう。私も友達として好きです」…なんてニコニコしながら、なんの迷いもなく振ってるんでしょ⁇ってゆーかあなた1日一回ぐらいしか鏡見てないでしょ⁈」
????????
まぁ、長すぎて最後らへん聞いてなかったけど、一応マスクと帽子を持って外へ出た。
あー今日はいい天気だなぁ。
私は初めて高橋君に会った公園に近寄った。
んー?何やら騒がしい…。
少し先に大きな人盛りがある。そこが騒ぎの発信源だと思う。
少し近寄る。今の私の身長は160センチ。
それでもよく見えなかったから、爪先をたてて背伸びをした。
「…あ…⁈」
ついつい声を出してしまった…。
なぜなら人盛りの中心にいたのが、高橋君だったから。
What⁉︎Why⁉︎何⁈何で⁈←動揺しすぎ。
まぁ、落ち着いて私…。
状況を理解するんだ。
よーく人盛りの声を聞いて…。
「ねぇねぇ!かっこいいね、君ぃ」
「名前なんて言うんですかぁ?」
「背大きいね〜!高校生〜?」
「ウチらと遊ぼうよ〜!」
… 逆ナン‼︎‼︎‼︎
え。え…ええ…?これ…どうすれば…。
ってゆーか!高橋君!オドオドしてるだけじゃん!←人のこと言えない。
「あの、その…俺、えっと、中…中学生…」
「キャーーー‼︎声までかっこいいね‼︎」
高橋君の声をかき消して 女の子たちの黄色い声が響く。
んん〜?なんかモヤモヤ⁇
高橋君はめっちゃ困った顔してるし…。←あんたもそうだったでしょ⁉︎
そしてついには一人の女の子が無理矢理、高橋君を連れて行こうした。
ダメ…っ!ダメ…っ。
気づいたときには足が勝手に動いてた。
高橋君と初めて会ったあの日から、三ヶ月経った。
私たちには別になんの関係もないし、学校で会うだけ。クラスも違うし、たまーに廊下ですれ違うだけ。
あの日以来、高橋君のことばかり考えてる気がする…。
なんでだろう…?
なんか高橋君と一緒にいると胸が、…ドキドキ?するな。←Ms.鈍感。
まあ、今日は休日だから、気晴らしに散歩でも行こっ。
私は軽く身支度をして出かけようとした。
「あっ怜衣?出かけんの〜?」
靴を履いてる途中にお母さんが話しかけてきた。
「うん。散歩ー!」
「じゃあ、マスクと帽子、出来ればサングラス持っていってー!」
… どうしたお母さん。
「?…なんで〜?おもいっきり不審者じゃん」
すると、お母さんは呆れたようにはぁーーっと溜息をついた。
「あなたは自分に無自覚すぎるのよ!」
へ…?
無自覚…?何が?
「全くあなたは自分の魅力に無自覚すぎるわ。もっと周りに注意して。どうせ学校とかでも告白されてるのに、あなたは無邪気に「ありがとう。私も友達として好きです」…なんてニコニコしながら、なんの迷いもなく振ってるんでしょ⁇ってゆーかあなた1日一回ぐらいしか鏡見てないでしょ⁈」
????????
まぁ、長すぎて最後らへん聞いてなかったけど、一応マスクと帽子を持って外へ出た。
あー今日はいい天気だなぁ。
私は初めて高橋君に会った公園に近寄った。
んー?何やら騒がしい…。
少し先に大きな人盛りがある。そこが騒ぎの発信源だと思う。
少し近寄る。今の私の身長は160センチ。
それでもよく見えなかったから、爪先をたてて背伸びをした。
「…あ…⁈」
ついつい声を出してしまった…。
なぜなら人盛りの中心にいたのが、高橋君だったから。
What⁉︎Why⁉︎何⁈何で⁈←動揺しすぎ。
まぁ、落ち着いて私…。
状況を理解するんだ。
よーく人盛りの声を聞いて…。
「ねぇねぇ!かっこいいね、君ぃ」
「名前なんて言うんですかぁ?」
「背大きいね〜!高校生〜?」
「ウチらと遊ぼうよ〜!」
… 逆ナン‼︎‼︎‼︎
え。え…ええ…?これ…どうすれば…。
ってゆーか!高橋君!オドオドしてるだけじゃん!←人のこと言えない。
「あの、その…俺、えっと、中…中学生…」
「キャーーー‼︎声までかっこいいね‼︎」
高橋君の声をかき消して 女の子たちの黄色い声が響く。
んん〜?なんかモヤモヤ⁇
高橋君はめっちゃ困った顔してるし…。←あんたもそうだったでしょ⁉︎
そしてついには一人の女の子が無理矢理、高橋君を連れて行こうした。
ダメ…っ!ダメ…っ。
気づいたときには足が勝手に動いてた。