恋という名の青春を。
あれ…?
なんか、女の子たちビックリしてるけど…。
え?私、間違ったこと言ったけ…?
訳がわからず高橋君を見ると…
高橋君も女の子たち同様、目を見開いて私を見ていた。
やがて、高橋君が遠慮気味に私の耳元でこっそりと言った。
「日向さん…。さっきの『彼女』じゃなくて、それを言うなら『彼氏』…じゃないかな…?」
終わった…_φ( ̄ー ̄ )
「菩薩顔やめて⁉︎」←俊
完全に私たちがそういう関係って間違われた…。
ごめんよ…高橋君…君に罪はないのに。
こうなったら、頭を丸めるしか…。←罪意識感じすぎな人。
いや!まて‼︎まだ取り消しはできるはず!
「この人!私の『彼氏』!なんで…」
一回言葉を区切って わざと彼氏ってとこを強調する。
そして息を吸って大きな声で言った。
「失礼します‼︎」