◆中学生物語◆
俺は信じられなくて、そのままじっとその文字を見つめていた。
(俺宛て……だよな?他に翔太なんていねぇし…)
俺は、少し俯きかげんで何か考え込んでいるみずきを横目に、これが本当なのか、ちょっと知りたくなった。
…俺たちはそれまでに、『みずきは俺になんか用があんのか』みたいな話をしていた。
そして俺はこう言った。
「あったり~。やっぱなんかあったじゃん」
そしてみずきに、その紙切れをプラプラさせた。
それを見たみずきは、「それはアンタには関係ないの!!」って言いながら俺を追い掛け回す。
(俺宛て……だよな?他に翔太なんていねぇし…)
俺は、少し俯きかげんで何か考え込んでいるみずきを横目に、これが本当なのか、ちょっと知りたくなった。
…俺たちはそれまでに、『みずきは俺になんか用があんのか』みたいな話をしていた。
そして俺はこう言った。
「あったり~。やっぱなんかあったじゃん」
そしてみずきに、その紙切れをプラプラさせた。
それを見たみずきは、「それはアンタには関係ないの!!」って言いながら俺を追い掛け回す。