◆中学生物語◆
-side- みずき
―翔太に手紙を渡してから次の日。
あたしは不思議な気持ちを胸に、朝登校した。
…そして、まだ昨日、桃子には手紙を渡したことを言わなかったため、今日言おうと思った。
今歩んでいる道のりは、いつになく重い気がした。
…しばらくしてようやく桃子んちまで辿り着くと、桃子がもう今か今かと待ち続けていた。
「…おっそーい!!早く!!」
「…う、うん!!」
あたしは重い足を、やっと運ぶようにして桃子のとこまで駆けて行った。
桃子のその明るみな表情は、どこかいつもと違う気がした。
あたしは不思議な気持ちを胸に、朝登校した。
…そして、まだ昨日、桃子には手紙を渡したことを言わなかったため、今日言おうと思った。
今歩んでいる道のりは、いつになく重い気がした。
…しばらくしてようやく桃子んちまで辿り着くと、桃子がもう今か今かと待ち続けていた。
「…おっそーい!!早く!!」
「…う、うん!!」
あたしは重い足を、やっと運ぶようにして桃子のとこまで駆けて行った。
桃子のその明るみな表情は、どこかいつもと違う気がした。