◆中学生物語◆

「…っかぁ～…みずきはそんなことまでするとは思わなかった…。みずきも成長したんだねぇ」



「…な、何その言い方…」



桃子は、また陽気な笑顔を見せる。



「…で、返事は?」



「…は?そんなのまだに決まってんじゃん…」



桃子のいきなりな質問に、あたしは少し冷たく言い放った。



「…やっぱねぇ～…。…じゃあ、今日言われるかもね」



「…えッ!?今日!?…それはないよ」



「なんで?」



あたしは、桃子に手紙に書いたことを話した。