◆中学生物語◆
「あ、そうだよ桃子ちゃん。翔太んち楽しいよ」
そして、南ちゃんまでもが桃子を誘う。
「いいじゃん?南と桃子同じ部活っていう仲だし。ウチも南のダチだから一緒に遊んでもおかしくないじゃん」
…いや、思いっきりおかしいって。
「え…でも、悪いよ、なんか。ウチ、全然そっちのグループと釣り合わないし…」
桃子は、それに必死に対抗している。
…でもきっと、桃子だってわかってる。この誘いを受けなきゃ、これからどうなるってことくらい。
なのに……。
桃子は、必死で断る理由を考えているように見えた。
あたしは、桃子をじっと見つめた。
「そんなの関係ないって、この際。1日だけなんだからいいじゃん」
…ホントに…マジで優歩は何を企んでるんだか…はかり知れん。
そして、南ちゃんまでもが桃子を誘う。
「いいじゃん?南と桃子同じ部活っていう仲だし。ウチも南のダチだから一緒に遊んでもおかしくないじゃん」
…いや、思いっきりおかしいって。
「え…でも、悪いよ、なんか。ウチ、全然そっちのグループと釣り合わないし…」
桃子は、それに必死に対抗している。
…でもきっと、桃子だってわかってる。この誘いを受けなきゃ、これからどうなるってことくらい。
なのに……。
桃子は、必死で断る理由を考えているように見えた。
あたしは、桃子をじっと見つめた。
「そんなの関係ないって、この際。1日だけなんだからいいじゃん」
…ホントに…マジで優歩は何を企んでるんだか…はかり知れん。