◆中学生物語◆
―ゲームだった。



「おーい、みんなでマ●オ通信しようぜ!!最大で16人も遊べっから楽勝だろ!!」



「最大で16人!?すごーい!!」



「あー、そのゲーム、俺も持ってるけど持ってくんの忘れた」



竹本が、そのマ●オのゲームカセットをバッグから取り出す。



そして、みんなが揃ってゲーム機を取り出した。



ウチも、持って来いって言われて一応ゲーム機持ってきたけど…ウチまでやっちゃっていいのかなって、ちょっと戸惑ってしまった。



そしたら、南ちゃんが寄ってきてくれて、



「大丈夫だよ。みんなで一緒にやろう」



って言ってくれた。…やっぱり南ちゃんは優しい。



…すると、突然『ピンポーン』と、翔太んちの家のチャイムが鳴った。
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