◆中学生物語◆
「マジかよ、優歩、家はあんなな癖に実はすげぇ金持ちなんだな」
「別にそういうわけじゃないって。おばあちゃんがお小遣いいっぱいくれるからこうなっちゃうの」
優歩は、竹本に少々キレ気味に言う。
「優歩やべぇよ。この間俺とデパート行ったとき6、7000円くらい持ってきてたし!!」
と、翔太が竹本に話す。
…てか、本当にマジヤバイね。どんだけ金もらってんだろ、おばあちゃんに。
―すると、ふいにウチは南ちゃんにとんとんと肩を叩かれた。
「花穂が女子のみんなでプリクラ撮ろうだって。撮ろう?」
“花穂(かほ)”とは、優歩と同じ陸上部の子のことだ。
たまにグループ内で問題起こすって噂だけど、ウチらの前じゃ、そこまでのワルではないらしい。
「う、うん」
ウチは、少し戸惑い気味で一緒に着いていくことにした。
「別にそういうわけじゃないって。おばあちゃんがお小遣いいっぱいくれるからこうなっちゃうの」
優歩は、竹本に少々キレ気味に言う。
「優歩やべぇよ。この間俺とデパート行ったとき6、7000円くらい持ってきてたし!!」
と、翔太が竹本に話す。
…てか、本当にマジヤバイね。どんだけ金もらってんだろ、おばあちゃんに。
―すると、ふいにウチは南ちゃんにとんとんと肩を叩かれた。
「花穂が女子のみんなでプリクラ撮ろうだって。撮ろう?」
“花穂(かほ)”とは、優歩と同じ陸上部の子のことだ。
たまにグループ内で問題起こすって噂だけど、ウチらの前じゃ、そこまでのワルではないらしい。
「う、うん」
ウチは、少し戸惑い気味で一緒に着いていくことにした。