◆中学生物語◆
その自分で書いた手紙の内容は、くだらないことやどーでもいいことまで書いてあって、…ホントにこれでいいんだか悪いんだかわからない。
やがて、時計が1時半を過ぎると、ようやく手紙が完成した。
「や…った……書けたぁ!!」
あたしは、大声を出した瞬間、身を蹲らせた。
大声を出して、もうとっくに寝ている家族にバレやしないか、心配になった。
…家族が起き出してこないことを確認すると、あたしはそっと手紙を折りたたんで鞄の中に突っ込んだ。
(明日……翔太がもし来たら渡さなきゃ)
あたしは、手紙を書くだけでも胸がいっぱいになってしまった。
―だって、男子に手紙を書くなんて人生初挑戦だし…。しかも相手が好きな異性だもん。
隣の席っていうだけでも胸がいっぱいなのに…。
…こう見えて、あたしって意外と純情。
やがて、時計が1時半を過ぎると、ようやく手紙が完成した。
「や…った……書けたぁ!!」
あたしは、大声を出した瞬間、身を蹲らせた。
大声を出して、もうとっくに寝ている家族にバレやしないか、心配になった。
…家族が起き出してこないことを確認すると、あたしはそっと手紙を折りたたんで鞄の中に突っ込んだ。
(明日……翔太がもし来たら渡さなきゃ)
あたしは、手紙を書くだけでも胸がいっぱいになってしまった。
―だって、男子に手紙を書くなんて人生初挑戦だし…。しかも相手が好きな異性だもん。
隣の席っていうだけでも胸がいっぱいなのに…。
…こう見えて、あたしって意外と純情。