◆中学生物語◆
「あったり~。やっぱなんかあったんじゃん」
「……え……?」
そこには、すぐ目の前に何やら見覚えのある紙切れを1枚持った翔太がいた。
(―まッ…まさか…!?)
まさかと思ったあたしは急いで翔太に聞いた。
「翔太ッ…その紙もしかして…」
「ん?ああ、おまえの鞄の中から取った―」
そうしてあたしは翔太が全部言わないうちに手紙を奪い取ろうとした。
「…おっと!!」
…が、あたしより遥に運動神経のいい翔太に敵うわけがなく、すっとかわされてしまった。
「かッ…返して!!それはアンタには関係ないのッ!!」
「えぇ~?この手紙俺関係大有りだろ、ほら」
そう言って、翔太はあたしに、紙切れの表紙を見せた。
「……え……?」
そこには、すぐ目の前に何やら見覚えのある紙切れを1枚持った翔太がいた。
(―まッ…まさか…!?)
まさかと思ったあたしは急いで翔太に聞いた。
「翔太ッ…その紙もしかして…」
「ん?ああ、おまえの鞄の中から取った―」
そうしてあたしは翔太が全部言わないうちに手紙を奪い取ろうとした。
「…おっと!!」
…が、あたしより遥に運動神経のいい翔太に敵うわけがなく、すっとかわされてしまった。
「かッ…返して!!それはアンタには関係ないのッ!!」
「えぇ~?この手紙俺関係大有りだろ、ほら」
そう言って、翔太はあたしに、紙切れの表紙を見せた。