『lastday』
「ごめん、私やっぱり海の所戻るね!」

「え、ちょ、葵!?」

私は茜と雪と分かれ、海の場所へ向かう。

海はまだ辛そうに寝ていた。

「海。」

「え、葵?お前茜達と一緒に行ったんじゃ…。」

「海が心配で戻って来たの。」

「は!?そんなの悪い…。」

海が起き上がろうとするので、肩を掴み、横になるように言う。

「海はさ、いつも私に光をくれるの。」

「な、なんだよ急に…。」

「小学校の運動会で私が転んだ時、真っ先に来てくれたり、高校の入試の時も、自分が一番緊張してたくせに、緊張してた私を励ましてくれたり、私はいつも海に救われてたの。」

海の顔を見ると、真っ赤になっていた。

「ふふっ、だからね、海には私の光になってほしいの。」

「お前が望むなら、喜んで光にでも何にでもなってやるよ。」

「ありがとう、海。」

その後、茜と雪と合流して、夜のパレードを待つことになった。
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