赤い刻印 - Secret Love -【続編】
ほんの少しだけ腕を寄せて谷間を強調しながら。
全然大きくないし強調できているかは謎だけど。
「一沙…」
先生は俯いたままボソッと私の名前を呼ぶ。
さすがに先生も我慢の限界だろう。
そう思っていたのに、その後に発せられた言葉は予想外のものだった。
「今日、別の奴といるみたいで調子狂う」
「え?」
「お前にそういうの合わないよ」
「……」
先生は私の手を掴んでテーブルの上に置いた。
ソファから立ち上がってベランダに向かおうとする先生。
その姿が涙で少しずつぼやけていく。
「じゃあどうすればいいの!?」
気がつくと大声でそう叫んでいた。
「合わないなんて分かってる。でも先生何もしてこないしっ」
全然大きくないし強調できているかは謎だけど。
「一沙…」
先生は俯いたままボソッと私の名前を呼ぶ。
さすがに先生も我慢の限界だろう。
そう思っていたのに、その後に発せられた言葉は予想外のものだった。
「今日、別の奴といるみたいで調子狂う」
「え?」
「お前にそういうの合わないよ」
「……」
先生は私の手を掴んでテーブルの上に置いた。
ソファから立ち上がってベランダに向かおうとする先生。
その姿が涙で少しずつぼやけていく。
「じゃあどうすればいいの!?」
気がつくと大声でそう叫んでいた。
「合わないなんて分かってる。でも先生何もしてこないしっ」