赤い刻印 - Secret Love -【続編】
「…誓います」
先生のその言葉にドキッとする。
さっきまで笑いを堪えていたのに、急に真面目な顔で決めてくるからずるい。
「同じく一沙さんも誓いますか?」
「…はい、誓います」
ゆっくちとそう言うと、先生が私の左手を取った。
薬指にはめられたお母さんの形見の指輪。
少しゆるかったけど、太陽の光に反射して赤い石がキラキラと輝いている。
今度は先生が私のベールをゆっくりと上げた。
先生と向かい合う形になって、何だか急に照れくさくなる。
今まではベールでお互いの顔がよく見えなかったけど…。
「じゃあお二人、誓いのキスを!」
文幸の言葉に顔がカーッと熱くなったけど、なぜか先生は余裕の表情だ。
先生のその言葉にドキッとする。
さっきまで笑いを堪えていたのに、急に真面目な顔で決めてくるからずるい。
「同じく一沙さんも誓いますか?」
「…はい、誓います」
ゆっくちとそう言うと、先生が私の左手を取った。
薬指にはめられたお母さんの形見の指輪。
少しゆるかったけど、太陽の光に反射して赤い石がキラキラと輝いている。
今度は先生が私のベールをゆっくりと上げた。
先生と向かい合う形になって、何だか急に照れくさくなる。
今まではベールでお互いの顔がよく見えなかったけど…。
「じゃあお二人、誓いのキスを!」
文幸の言葉に顔がカーッと熱くなったけど、なぜか先生は余裕の表情だ。