赤い刻印 - Secret Love -【続編】
「そりゃあもう!めっちゃ大事にしてもらってます!!」

思わず力んでそう言うと美雪先生はクスッと微笑んだ。
完全に子ども扱いされてるな…。

「ふふ、それは良かった。じゃあもう"村田先生"とエッチした?」
「は!?」

こんな昼間から、しかも教師ともあろう人が学校で何言ってんの!?
慌てて周囲を見渡したけど、幸い私たち以外に人は誰もいなかった。

「ま、まだですけどっ?」
「そうなのね。じゃあひとつ教えてあげる」
「?」
「彼、最中は人格変わるから気をつけてね?」
「…!!?」


この人は何を言ってるんだろうか?
衝撃のあまり開いた口が塞がらない。
彼女はそんな私を見て楽しそうにニコニコしている。
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