赤い刻印 - Secret Love -【続編】
気づいたら先生の体を思いっきり突き飛ばしていた。
「あ……」
バランスを崩して床に転がり込んだ先生。
部屋の中が沈黙に包まれる。
涙で先生の表情がよく見えない。
「ごめ…」
「悪い」
先生は我に返ったように髪の毛を直して立ち上がった。
そして、近くにあったガーディガンを私の肩に掛ける。
そこでようやく自分が裸同然の格好であることに気づいた。
「飲みすぎた。今日は帰るわ」
「先生…」
「ちゃんと鍵閉めて寝ろよ。…おやすみ」
玄関が閉まって先生の足音が遠くなっていく。
どうしよう…?
先生のこと突き飛ばしてしまった。
「あ……」
バランスを崩して床に転がり込んだ先生。
部屋の中が沈黙に包まれる。
涙で先生の表情がよく見えない。
「ごめ…」
「悪い」
先生は我に返ったように髪の毛を直して立ち上がった。
そして、近くにあったガーディガンを私の肩に掛ける。
そこでようやく自分が裸同然の格好であることに気づいた。
「飲みすぎた。今日は帰るわ」
「先生…」
「ちゃんと鍵閉めて寝ろよ。…おやすみ」
玄関が閉まって先生の足音が遠くなっていく。
どうしよう…?
先生のこと突き飛ばしてしまった。