赤い刻印 - Secret Love -【続編】
今日は私の髪からも同じ香りがして、何だかすごく幸せな気分になる。
同じ香りに包まれてこのままひとつに溶けていってしまいそう。
「…一沙?痛い?」
先生がそう言って私の涙を拭った。
「ううん。大丈夫…」
「でも泣いてる」
「違うの!嬉しくて。それに、こんなの知らない…」
「うん?」
「先生、すごく優しくて気持ちいい」
愛し合うことがこんなに満たされるものだなんて知らなかった。
それはきっと相手が先生だから。
体の奥で大好きな人を感じているー。
「そう。それは良かった」
照れくさそうに微笑む先生。
「ここ、傷つけてごめんな?」
先生の指が鎖骨のアザをなぞった。
同じ香りに包まれてこのままひとつに溶けていってしまいそう。
「…一沙?痛い?」
先生がそう言って私の涙を拭った。
「ううん。大丈夫…」
「でも泣いてる」
「違うの!嬉しくて。それに、こんなの知らない…」
「うん?」
「先生、すごく優しくて気持ちいい」
愛し合うことがこんなに満たされるものだなんて知らなかった。
それはきっと相手が先生だから。
体の奥で大好きな人を感じているー。
「そう。それは良かった」
照れくさそうに微笑む先生。
「ここ、傷つけてごめんな?」
先生の指が鎖骨のアザをなぞった。