さよならの時まで、笑顔で
.






「うん、ひーくんは覚えてる?」





「ああ、覚えてるよ。
この公園の...あそこで告白したんだよな。」






少し頬を赤くし、懐かしそうに公園の木に指をさすひーくん。





ちゃんと、覚えててくれている。






「ふふっ」





嬉しくて、私がひーくんを見て少し笑えば、





「なんだよっ」





ひーくんも笑ってくれる。




.
< 11 / 288 >

この作品をシェア

pagetop