さよならの時まで、笑顔で
第2章

∟episode.5

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ひとりになった部屋は、シーンとしてとても寂しい。




こんな時、ひーくんなら....。




.....っ、だめだめ。




もう、ひーくんのことは考えないようにしなきゃ。




それより、今何時だろう?




携帯を開けると、真海と尚人くんからの着信やメールがたくさん。




1つずつ真海のメールを開けてみる。



【玲香、はやく起きなよ!】


【玲香、学校来ないの?】


【今日、学校なのわかってる?】



.....そうだ。




今日は、文化祭2日目じゃん。



それどころじゃなかったから、今日が文化祭ってこと忘れてた。


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