さよならの時まで、笑顔で
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ーーーそれは、桜が満開の季節。
私たちは、幼稚園の帰りに家の近くの公園に寄った。
「ぱぱっ! 見てこれ!」
ひーくんと一緒に、自分の手のひらにのせているものをお父さんに見せる。
「これは、お団子かな?美味そうだね。」
お母さんを見ると、クスクスとお父さんと顔を合わせて笑っている。
「はい、ぱぱにプレゼント!」
私がお父さんに渡すと、隣で見ていたひーくんも、自分のお父さんに、僕も!と言った。
私たちは、砂場で作ったお団子を自分たちのお父さんの手のひらにそれぞれのせた。
「ありがとう、玲」
「ありがとう、輝琉」
私とひーくんは、顔を見合わせて笑う。
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ーーーそれは、桜が満開の季節。
私たちは、幼稚園の帰りに家の近くの公園に寄った。
「ぱぱっ! 見てこれ!」
ひーくんと一緒に、自分の手のひらにのせているものをお父さんに見せる。
「これは、お団子かな?美味そうだね。」
お母さんを見ると、クスクスとお父さんと顔を合わせて笑っている。
「はい、ぱぱにプレゼント!」
私がお父さんに渡すと、隣で見ていたひーくんも、自分のお父さんに、僕も!と言った。
私たちは、砂場で作ったお団子を自分たちのお父さんの手のひらにそれぞれのせた。
「ありがとう、玲」
「ありがとう、輝琉」
私とひーくんは、顔を見合わせて笑う。
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