さよならの時まで、笑顔で
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先生が「いつ何がおこってもおかしくない」って言っていた。




それを思い出すと怖くて仕方ない。



だめだ。



ひーくんが来るのに、こんな暗い気持ちじゃ。



明るく迎えなきゃ。




私は、窓に視線をやり、外をみながら、ひーくんが来るのを待った。

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