さよならの時まで、笑顔で
.



い、たい....っ



頭が....っ




「玲、香?」




様子がおかしい私に気付いて、急いで私の傍に来たひーくん。




「ひー、く....っ」




大丈夫だよって、言いたいのに。


だけど、頭が痛くて言えない。




ひーくんが焦っている姿を見ながら、私はそのまま意識を失ったーー。

.
< 214 / 288 >

この作品をシェア

pagetop