さよならの時まで、笑顔で
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「こんばんわ」



「輝琉くん、この前ぶりね。
あ、お土産ありがとうね?」



「いえ、お土産いくつか貰ってもいいですか?
玲香に渡すので」



「そうね、お願いしようかな?」




玲香のお母さんは、小さいお皿に数個のお菓子をのせて、俺に渡す。




玲香のいる部屋に向かうと。




「今、来たのか?」



「ああ」



「私たちも、さっき来たところなのよ」



「そうだったのか」




部屋には、真海と尚人がいて、真海は男の子と遊んでいた。

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