さよならの時まで、笑顔で
.



「れい...か...っ」




頬に涙が伝いながら、最愛の彼女の名をポツリと呟く。




なんだよ、この手紙...っ



私を忘れてほしいって?



なんで、そんなこと言うんだよ!




俺は、玲香を忘れない。



玲香との日々を消すことなんて、できない。



俺は、今でも玲香のことが好きだから。



玲香以上の女なんて、いないんだ...

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