さよならの時まで、笑顔で
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「よし、愛。
一緒にご飯食べようか。」




俺が言うと。




「うん!食べる!
真海ねぇも尚にぃも、食べよう?」




玲香と一緒の笑顔で、尚人と真海に言った。




「そう、ね!」



「食べようか!」




二人とも涙をソッと拭い、俺たちは、玲香のお母さんが待っているリビングに向かった―――。

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