さよならの時まで、笑顔で
.



「ごめんね、玲香ちゃん。
でも、もう衣装作っちゃったから本番の接客もよろしくね!」




そう言って、桜田さんは、他の接客組のところに行った。




いつ、メイド執事喫茶に変わったんだろう。




それにしても、メイド服って....




「ひーくんに怒られるかな...」




「怒られるでしょうね」




「真海!」



いつの間に隣にいたの?



桜田さんと、話してなかった?



「さっきから隣にいたよ。」



私の思っていることがわかるのか、疑問に思ったことを答えてくれた。



「気付かなかった」



「輝琉のこと考えてたもんね」


.
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