さよならの時まで、笑顔で
第1章

∟episode.1

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ー...ピピピ、ピッッ







ん...っ。






頭の上で鳴っている目覚まし時計を止め、体を起こす。







「懐かしい、夢...。」





久々に見た気がする。






幼稚園の記憶なんて全くと言っていいほど、覚えていないのに、あの時の記憶だけは、はっきりと覚えている。






幼稚園の頃に交わしたあの“約束”だけはー。





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