さよならの時まで、笑顔で
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「あれ? 玲香、もう行くの?
朝ごはんは?」





「うん!
朝ごはんは、時間ないからいらないっ」





「そう?」





「うん。
じゃあ、行ってきます!」






私は、ドアに手をかけて扉を開ける。






「おはよっ、ひーくん」





眠そうに私の家の壁に体を預けていたひーくん。
そして、私の顔を見て少し微笑んで言った。






「はよ。」






ひーくんこと内藤輝琉(ナイトウ ヒカル)。

私と同い年で、180センチくらいある身長、長いまつ毛に薄く綺麗な唇、触れたくなるような肌。
ー...すばらしく顔が整っている。





そんな輝琉とは、幼馴染みであり、私の彼氏。
そして、私と将来を誓った人でもあるー。



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