さよならの時まで、笑顔で
.




中には絡んでくる人もいたけど、尚人くんが毎回助けてくれた。




そのたびに、ひーくんからの視線を物凄く感じたけど、気付いてないふりをした。




だって、最後の文化祭だもん。




楽しみたい。




最後の文化祭が、これでよかったって。




そう、思いたいのー。




しばらくずっと動いてたから、そろそろ休憩をもらうかなと思っていたら....。





「玲香!」




キッチンの方から私の名前を呼ぶ声が聞こえた。



.
< 86 / 288 >

この作品をシェア

pagetop